身体に痛みや違和感、疲労を感じる、怪我をする、なかなか適切な姿勢がとれなかったり、適切な動きができないというようなことがよくあります。

しかし、このような状況を打開するために、安易に筋肉に負荷を与えて、筋肉を発達させようという発想はむしろ逆効果で、余計に回復や発達から遠のいていきます。

骨格筋はセンサーとモーターの２つの役割を持つ、感覚運動器です。例えば、そのセンサーが眠っていたり、感覚を受容する際に問題があると、その筋肉は実際に上手く働いていなかったり、理想通りに動かすことができません。

それにより、次第に全身のバランスが崩れていき、結果として関節の可動域が減少し、身体が動かしにくくなります。これにより、不適切な方向に負荷がかかり、更に痛みや故障のリスクを高め、望んでいるはずの回復も長引かせてしまいます。 

そうならない為に、アジアの伝統的な手法や動作を用い、身体の感覚器と運動器の両方にアプローチしながら、血液循環と可動性を改善させることを行っていきます。

その際に、

動きは身体全体が協調することによって生み出される

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ということを体感できると、過剰に筋肉を緊張させずに身体をコントロールすることができます。

この滑らかに協調する動きのトレーニングにより、持久力は飛躍的に改善し、なおかつスムーズに力発揮でき、ムチのようにそのエネルギーが身体の末端に伝達されて速さ、パワーに繋がります。

この様に全身が協調した動きによってもたらされる、sustainable <持続可能な>動きは日常生活やスポーツに通じる動きです。

ー　楽しさ　ー